突然ですが、みなさまにはこんな経験がありませんか？
- 自分の顔映りや顔色がなんだか好きじゃない。
- 色物のコスメやお洋服に挑戦できない。似合う色が分からない。
- 似合うアイテムが分からずお金をいくら無駄にしたか考えたくもない。
- イメチェンしたいけど、方向性が分からない。
このような悩みを解決してくれる魔法があるんです。それがパーソナルカラー。
「イエベとかブルべとか、SNSでよく見るけど実際は何だか分からない。色占い？」――こんな初心者の方から、「ある程度知っていて興味はあるけど、一歩踏み出せない。」という方まで分かるように、パーソナルカラーとその魅力についてご説明します。「診断済だけどしっくり来ない…」という方も、いまいちどAYANAと一緒におさらいしてみましょう。
パーソナルカラーとは
パーソナルカラーを一文で定義すると、「その人の生まれ持った髪・肌・瞳などの色素・質感と調和し、魅力的に見せてくれる色」のことを指します。
といっても、「あなたには赤が似合います」といった形でご提案するわけではありません。左のカラーパレットをご覧ください。同じ赤でも、「黄みよりの赤」「青みよりの赤」「暗い赤」「くすんだ赤」など特徴によって全く“イメージ”が異なりますよね。
実は、青や緑などほかの色相にも、これらと共通したイメージを持つ色が存在します。そのイメージごとに各色相を４分類したものこそ、『イエベ春』『イエベ秋』『ブルべ夏』『ブルべ冬』と呼ばれる４シーズンパーソナルカラー。あなたがどのシーズンの色が似合うタイプか、診断するものです。
左のカラーパレットをご覧ください。同じグループの色同士はなんだか雰囲気が似ていますよね。左側の２グループがイエローベース（以下イエベ）、右側の２グループがブルーベース（以下ブルべ）とざっくり分かれます。
左側イエベの上のグループが『イエベ春』。高明度でクリアなパレット。前述の通り、元気でキュートで若々しいイメージです。
下のグループが『イエベ秋』で、低明度でソフトなカラーパレット。落ち着いていてナチュラルでゴージャスなイメージ。
右側ブルべの上のグループが『ブルべ夏』のパレット。高明度でソフトなパレット。上品で涼しげで優しいイメージ。
下のグループが『ブルべ冬』で、低・高明度の鮮やかなパレット。都会的でクールで大胆なイメージです。
パーソナルカラーは肌の色みや明暗を以て決まるわけではありません。最近では正しい知識が浸透しつつあるとはいえ、いまも「色黒だからイエベ秋っぽいよね」「色白だからブルべじゃない？」という間違った認識は珍しくありません。私自身もイエベ秋だと思い込んでいましたが、実際はブルべ冬でした。
「肌の色の属性と共通している色がパーソナルカラー」は間違いで、「纏うと肌・髪・瞳の色が綺麗に見える色がパーソナルカラー」が正解です。
パーソナルカラーを身に着けるとどうなるの？？
あなたの個性やチャームポイント、魅力が最大限に引き出されます。似合う色によって期待できる効果が異なってくるため、ぜひチェックしてみましょう。
黄みの色…血色感が良くなり、ヘルシーで親しみやすい印象になる。
青みの色…透明感が溢れ、すっきり色白になる。
明るい色…顔色が明るくなり、ふっくら優しい印象になる。
暗い色…小顔で大人っぽい印象になる。
鮮やかな色…活発で元気に、パーツが協調され華やかな印象になる。
弱い色…スタイリッシュで高級な印象になる。
クリアな色…肌に光沢が出て若々しく見える。
ソフトな色…肌がなめらかになり上品な印象になる。
嬉しい効果ばかりですよね。パーソナルカラーをうまく活用することによって、肌トラブルを目立たなくしたり、素敵な印象を演出することができるんです。あなたに似合う色は、どのような効果をもたらしてくれるのか知りたくなってきませんか？
こんな方にとくにおすすめ
おしゃれが大好きな方
自分をもっと素敵に魅せてくれる色をうまく活用することで、あなたのおしゃれをもう一段階ハイレベルにしてくれます。今まで見向きもしなかったような色や、抵抗があった色にも難なくチャレンジできます。イメチェンも大成功すること間違いなしです。節約・省エネ志向な方
似合う色を一度知ってしまえば、お買い物での失敗は激減します。パーソナルカラーは、診断結果が生涯を通してそう大きく変化することはありません。必要最低限のアイテムで十分という節約志向な方は、その最低限のアイテムを似合った色で固めるとコストパフォーマンスが良くおすすめです。新しいアイテムを取り入れる際もパレットにある色を選べば失敗がないため、エフォートレスなライフスタイルを実現できます。これから婚活を始める方
あなたの素の魅力を活かすにしても、男性ウケを目指すにしても、どちらにしても似合う色を知っていて損はありません。客観的評価のパーソナルカラーを纏った好感度溢れるあなたで挑んでください。当サロンではもちろん恋愛話も大歓迎です☆
結婚式など大事なシーンを迎える方
結婚式など、人生の見せ場を自分史上もっとも素敵なあなたで迎えたいとき。同じ“ホワイト”のウェディングドレスも、すべて4シーズンに分類することができ、お顔映りが変わってきます。お直しのドレスもぜひパーソナルカラーに合った色をお召になり、最高に幸せな瞬間を輝くあなたで過ごしてください。思い出の1ページにあるあなたが、いつ振り返っても見惚れるほど魅力的でありますように。パーソナルカラーの活かしどころ
パーソナルカラーを知ると、あらゆるおしゃれに活かすことが出来ます。自分に似合うアイテムは、ちょっとした自信につながります。似合うカラーを味方につけて、ぜひ素敵な毎日を過ごしてください。
メイクアップ
似合うコスメの色合いから、マットやツヤなどの質感、チークを付けるべきか否かまで細かく判断できます。
面倒だった毎朝のメイクアップが楽しく輝ける時間になることで、毎日が楽しくなるかもしれません。
ファッション／アクセサリー
トップスやスカーフ、ピアスなど、顔映りを左右する顔周りにパーソナルカラーを取り入れることによって、あなたの個性が最大限に光ります。
ボトムや靴、ベルトやカバンなどのアイテムで“外す”ことでも素敵になります。意外性や抜け感を演出する配色もご提案させていただきます。
ヘアカラー
お顔にとって額縁のような役割を果たす髪色は、もっとも重要な要素といっても過言ではありません。ここを似合わせていれば、コスメやお洋服などを多少外していても違和感をある程度は払拭できます。
自己診断ではダメなの？
なぜ自己診断が危険かというと、理由は大きく分けてふたつあります。自分自身に対する思い込みと、色の評価が難しいことです。
人間は誰もが自分自身を客観的にみられないもので、先入観や希望的観測で間違った色を似合うと判断してしまうことがあります。好きな色が似合う――だれもが望むことです。もちろん、たとえ似合わなくても好きな色を纏うのは良いことなのですが、正しい認識はここぞというシーンで武器になります。また、「自分にはこんな派手な色は似合わない」と、色に対する抵抗から決めつけてしまっているケースも珍しくありません。
さらに、色彩学を学んでいないと色を正しく評価することは難しいです。百聞は一見に如かず、ということでここでクイズをやってみましょう。下記の色をご覧になって、すべて色を４シーズンに分類してみてください。イエベかブルべか、だけでもかまいません。
答えは下記の通りです（閲覧する環境によって色の見え方が異なる場合があります）。話を分かりやすくするために分類が難しい色も選出しているため、間違っていても落ち込む必要はありません。普段色に関わっていない方で、全問正解できる方は少ないのではないでしょうか。色を正しく評価することは思った以上に難しいのです。「この海のような青が似合うと言われたからブルべだろう」と判断したとしても、その青は果たして本当にブルべの青でしょうか？
自己診断の結果が間違っていると、それが顔色を悪くする色だと知らずにお金を使い続けることになり、本当にもったいないです。もちろんそのアイテムが本当に気に入っていればいいのです。パーソナルカラーでない色を纏うことを否定したいのではありません。私がお伝えしたいことは「似合うと信じていた色にお金を使い続けていたけど、実は顔色を悪くしていた」といった悲しい経験は防げるものだということです。
具体的な診断方法
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